津山銘木有馬店 ~公式ブログ~

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テーブルウェアフェスティバルの結果が届きました・・・

先月、テーブルウェアフェスティバルのコンテストに器を出品していました。

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その結果が、今朝届いたのですが、


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残念ながら、Seedが落選してしまいました。

が、

もう一点提出していた“時を越えて”が一次審査を

・・・


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通過しましたっ!!!!\(^o^)/ヤッターーー!!!!!

もう、むちゃくちゃうれしすぎて、
飛び跳ねてしまいました。
あー頑張ってきてよかった~。

去年も応募していて、通過はしていたのですが、今年は思い入れが違いました。
この器が出来上がるまでに使った体と頭の活動量が去年とまるで違います。
アイデアの段階で没になり形にならなかった器も数多くあります。

田中さんとの打ち合わせでは、
特にコンセプトの部分で、折り合いがつかず苦労しました。
素材には屋久杉を使うことに決まっていましたが、
それをどう表現するかについてはなかなか決まりませんでした。
表現したい方向性が違っていたからです。

クラフト作家の田中さんは、手を加えることでより良いものにしたいと考えていましたが、
私は、できるだけ手を加えずに自然の木の迫力や力強さを生かしたいと考えていました。

手を加えたい田中さんと自然を残したい私。
表現したい向きが逆の方向でしたが、打ち合わせをする中で
同じように考えるポイントに行き当たりました。
「屋久杉は生命力が強くてとても存在感があるよね」
「コンテストの趣旨は食卓で使える器だよね」
「食卓に屋久杉の存在感をそのまま持ってきてしまうと個が強すぎて馴染まないよね」

これらの一致ポイントが軸になり、徐々に見せ方が決まっていきました。
「自然の木肌を切り取ることで、強すぎる個をおさえよう」
「丸みと厚みをもたせることで、あたたかみをあらわそう」
「漆を塗ることで屋久杉独特の杢目を生かそう」

こんなふうにして、試行錯誤を繰り返すことで、方向性を明確にして
見せ方やコンセプトを言語化していきました。

今回入選した“時を越えて”のコンセプトは、
「屋久杉の生命力を優しく表現することで、食卓と調和する器」です。

拭き漆で仕上げることで、屋久杉の幻想的な杢目を一層際立たせる一方で、
丸みや厚みをつけることで親しみのある器に仕上げ、食卓との調和を目指しました。

今回は、ありとあらゆる知恵知識経験を総動員して
すべてを詰め込んで仕上げた器だったので、
その分喜びも大きかったです。頑張ったことが、報われた瞬間でした。

現在、上位50作品に選ばれた状態で、これから、二次の審査があります。
また、良い結果がいただけましたら、報告させてください!

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このコンテストを主催しているテーブルウェアフェスティバルは、
2015年2月1日~9日まで東京ドームで開催されます。

この催しは“フェスティバル”というだけあって
食卓にまつわる展示品が東京ドームいっぱいに並びます。

各産地の作家の作品などを直接購入できる販売エリア、
輪島塗や大倉陶園など有名ブランド食器の展示エリア、
食卓芸術アカデミー協会会長、東日本料理学校協会会長など、
その道の専門家が提案する食空間の展示エリアなどです。
(著名人では石坂浩二さんや黒柳徹子さんなども展示されます)

それら多くのテーブルウェアが集まる日本でも最大規模の催しです。
毎年数十万人の動員があるそうです。

昨年足を運びましたが、たくさんの人でにぎわっており
テーブルウェアの種類も多く、全体を回るだけでも半日かかりましたが、
見ているだけでも十分に楽しめました。
もし、足をお運びになられた際には、
ぜひご感想をお聞かせくださいね。

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ここ数日、結果が届くまでは
一日何度もポストを見に行くなどひやひやしていました。
今日でようやくこのひやひやから開放されたので
2~3日はこの安心感にひたっていたいと思います。

P.S. 今回の入選にともないまして
フェスティバルの入場券の“特別割引はがき”が事務局より複数枚送付される予定です。
会場へ足を運ばれるご予定のある方はお気軽にご連絡ください。
ご連絡いただければ無料にて送付させていただきます!
▼連絡先はこちら▼
tuyama@eurus.dti.ne.jp

▼コンテストに応募するきっかけとなった名もなき器▼
http://item.rakuten.co.jp/tuyama/nu-020/
ご一読いただけますと幸いです。宜しくお願いいたします。
(ちなみに、実は、“名もなき器”も、・・・それは後日改めまして・・・)


プロフィール

津山銘木有馬店 芦田俊一
1984年生まれ

インターネットを使って銘木業界を盛り上げたい。そのために奮闘しています。これからの時代、より大切になってくる”自分の価値観”を思いださせてくれる、天然木製品を世の中に広めていきたいと思っています。


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